Appleの製品発表イベント「Wonderlust」が米国時間9月12日に開催される。先日発送された同イベントの招待状は、うわさされている「iPhone 15」に関する初の「公式」情報と言えるかもしれない。米CNETはここ数カ月、iPhone 15にまつわるうわさを集めてきた。Appleは招待状の中で、イベントで発表する内容をにおわせることがある。
招待状を検証
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カメラのスキャン機能を使った検索の強化
Appleの「画像を調べる」機能は、すでにさまざまなランドマークや植物、ペットを認識できるようになっているが、この機能を活用するには「写真」アプリに移動しなければならない。しかし次のiPhoneとiOS 17ではプロセスが短縮され、カメラアプリから直接、調べたいアイテムをスキャンできるようになるかもしれない。
そうなればこの機能は、カメラロールに写真を保存しなくても、カメラを向けるだけで素早く対象を認識できる「Googleレンズ」に匹敵する、便利な機能となるだろう。例えば、レストランをスキャンするだけで、そのレストランのメニューを見たり、友人が着ているシャツが気に入ったら、それをスキャンして、同じシャツを買える場所を調べたりできるようになるかもしれない。どれもGoogleレンズではすでに可能だが、Appleにとっては分かりやすい形で「カメラ」アプリの機能を強化できる。
安全機能の強化
自動車で移動している時は、Appleの新しい衝突事故検出機能が、事故の際の重要なライフラインとなる可能性がある。現在は対応するiPhoneや「Apple Watch」が事故を検出すると、緊急通報サービスに自動でつながるだけだが、iPhoneに搭載されている他のセンサーや、ペアリングしたApple Watchを使えば、心拍センサーでユーザーの状態をすばやくチェックすることなども可能になるはずだ。
衝突事故検出機能が強化され、現在地をより正確に緊急連絡先に伝えることも可能になるかもしれない。これは友人や家族が帰宅したら、アラートを自動送信するAppleの新機能「チェックイン」に似た機能だ。病院に救急搬送されるような緊急事態が起こる可能性を考えれば、こうした機能拡張には価値があるはずだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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